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egword Universal 2を使ってみました

今までは出力サンプル(PDF)の作成にTATEditorを使っていましたが、今回は発売直後に半額で購入したまま寝かせてあったegword Universal 2(以下、egword)を使用してみました。
これがなかなかいい感じだったので、どんな感じになるのか貼っておきます。

本文をそのまま貼るのはアレなので、サンプルとして青空文庫から銀河鉄道の夜をお借りしました。
児童文学なだけあってルビが非常に多く、すべて手動で設定するのは面倒なので、変換したのは2ページ(タイトル含め3ページ)のみです。


エディタ画面

エディタ画面はこんな感じ。

egword Universal 2の画面

行番号やレイアウトグリッド(原稿用紙のようなマス目)などは、画面表示時は表示しておいて、印刷データには出力しないようにすることが可能です。
テキストエディタであるTATEditorとは違い、こちらはワードプロセッサーなので、文字サイズやフォントの指定、表の使用や画像の貼り込みなども思うまま。ヘッダとフッタの設定を、奇数ページと偶数ページで分けることもできます。

レイアウト設定

egwordは、レイアウトを複数設定することができます。つまり前書き・目次・タイトルページ・本文・後書きを、それぞれ別レイアウトにすることもできる訳です。

タイトルページのレイアウト画面

レイアウトは左側の「しおり」に表示されます。また、本文中に差し込んだ見出しも「しおり」に表示されます。
「しおり」を元に自動で目次を作成する機能もあり、一度目次を生成してしまえば本文のページ数が変更になっても、メニューの挿入→「目次を更新」で数字が修正されます。
ただし、修正の際に目次へ加えていたフォーマットは失われますので、フォントをいじったりするのはすべて終わってからの方がよさそうです。

本文とタイトルページのレイアウトは、こんな感じ。それぞれ細かな設定ができるのが、これだけでもお分かりいただけるんじゃないかと思います。

全体のレイアウト

タイトルページのレイアウト

ルビ・禁則処理の設定

ルビの設定は、テキストを選択した状態で「インスペクタ」から設定します。

ルビ設定

インスペクタでは、段落やタイポグラフィについての設定も行えます。

「揃え」は普通であれば左寄せ(縦書きの場合は上寄せ)にするところですが、そうすると禁則処理で追い出しがかかった場合、隙間を調整してくれません。「両端揃え」にすると、隙間ができた場合も綺麗にテキストを広げてくれます。
(サンプルでは、2ページ・上段21行目に追い出しがかかっています)

下の方には、禁則処理の設定もあります。
禁則処理は、基本的には追い出しが行われますが、句読点についてのみぶら下げの設定もできるため、こちらも柔軟な印象です。レイアウトグリッドを表示すれば、どの行に禁則処理がかかっているのか分かりやすくなり、確認もはかどります。

禁則処理の設定

フォント周りの設定

タイポグラフィの設定で「横または縦組用かな」にチェックすると、使用しているフォントが横書き・縦書きで別の形を所持している場合、それに見合ったフォントを使用してくれます。

タイポグラフィの設定

Wordへのエクスポートは未実装

昔のegwordはWordへのフォーマット出力も可能だったようですが、現在販売されているバージョンはmacOSとの兼ね合いで、出力してもただのテキストファイル並の中身になってしまいます。要は、フォーマット情報が全部なくなってしまう訳です。
実際に試してみましたが、かなりがっかりな状態になります。実際に試した時には、「(´・ω・`)」という顔になりました。
今後のバージョンアップで対応していきたいと販売元はおっしゃっているので、期待したいところです。

TATEditorは必要なくなったのか?

egwordを購入したことでTATEditorがいらなくなったのかというと、あちらは手軽にテキストを流し込むだけで表示確認ができるため、十分に利用価値があります。
青空文庫形式のテキストを自動でルビ変換してくれるのは、やはり非常に強みです。今回手動でひとつずつルビを設定してみて、余計に実感しました。エディタなので、表示フォントを変更するのも簡単です。
つまりは使いみちによりけり、ですね。

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